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三品雅子個展 -1 (1999-2000) |
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■ 曖昧で確かな証 |
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1998年2月10日~2月22日
楓ギャラリー
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「魔法の種」を蒔こうと魂の友たちは言った。
人種・性別・宗教・国境・時空を超えた種は育ち
心の中に花をさかせた。
次は、君たちの所へ・・・届けよう。 |

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■ 静穏なる情熱 |
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1994年10月18日~23日
ギャラリー マロニエ
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四方の魔法は東の空からやってきた。
入り口へと導かれた時の、あまりにも魅惑的で
やさしく深いケハイに私は
いとも簡単に吸い込まれていった。
出口の見えない流れに身をゆだね
出口があることも忘れてしまった頃
遠くでまたあのケハイが私を誘うのであった。
穏やかに流れは変化していき
ある日、一気に出口間近へと導いた。
そのケハイはこの峠からのものだった。
この峠への道は静穏なる情熱の連続でもあった。
惑わされることを知っていながら身をとかし
戯れ小さな点であることを確認し
やすらかに進化していった。
魔法がとけていくことに少し心を残しながら
流れは新たな脈となり次なる扉を開く準備を完了した。
二年の想いが幾千年もの時を結ぶように
今、ここで記憶の雫となった。 |
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■ ことほぎの調べ |
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1994年1月6日~21日
THE 14th MOON
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一つの物語は終り、
また新たな息吹を感じる萌芽期が訪れた。
太陽と月・天と地・光と影
男と女・陰と陽の狭間に身をゆだね、
あるがままの自分に出会う。
ことほぎの調べに導かれながら
遥かなる指標へと結ばれる。 |
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■ 東洋弦脈へのいざない |
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1993年9月20日~25日
メッセージギャラリー
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ゆらりゆられて月の舟
風をわたり 波にとけて
時の河を超えてゆく
時空の螺旋は旋律を奏で
約束の地へといざないながら
とこしえの魔法の脈となる |
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■ ネオ・ジパングの迎春展 |
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1992年12月26日~1月5日
梅田ロフトスタイリングギャラリー
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「移り行く今、
遠くなっていく日本を探しながら問いかける。
そこには確かに鼓動を打ち新しい時を伝えようとする
日出る国ジパングが息づいていた・・・。」
’93年は、コンテンポラリーでありながら
日本人の感覚をより強く押し出し、
凧、日輪、扇などのシンボリックなフォルムで
ギャラリーを「めでたき空間」として演出いたします。 |
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■ 想世記 |
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1991年6月3日~8日
メッセージギャラリー
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何かに導かれて、たどり着いた世界。
いつのまにか、それは胎児であった頃や
古代人でいた頃の記憶を呼び起こす原点へと帰る
心の旅となった。
曖昧だが確かなぬくもりを感じ、愛しい想いを万物へと伝える。
繰り返し続く旅は永遠の時を重ねながら進化していく。 |
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■ MY FAVORITE SCENE |
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1990年3月5日~10日
メッセージギャラリー
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人間(私自身)の精神的な部分、
本能的な部分を見つめると
自然との交わり、
宇宙との関りに視野は広がっていきます。
そして、神を意識し始めていくのです。
そのつかみ所のない世界は、
ソーダ水の中を泳ぐような刺激的で
どこか懐かしいシーンにいざなってくれるのです。
傘を打つ雨の音、魚のはねる音、櫓を漕ぐ音、
風にそよぐ木々の囁き、
それらの心地好い音たちが私の触覚に語りかけ
心の奥にしみ渡っていきます。
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どうして人なのか?
人って何なのか?
そして、地球のことを私達は見つめていかなければいけないのです。
本当のこと、本物のことを知って
大切にしていかなければいけないことに
気づいた日から、この作品たちは生まれました。 |
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■ MY DIMENSION |
3 |
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1988年6月28日~7月3日
ギャラリーVIEW
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水の中のケハイ
遠くて近く 近くて遠い世界 |
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■ HEAT WAVE |
2 |
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1987年6月9日~14日
ギャラリーVIEW
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亜熱帯の植物
パッション
波動 |
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■ 月光館第四室にて |
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1986年4月15日~20日
RⅡ
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心の中の部屋
見えざる奥深くの部屋に
ご案内いたします。 |
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